M-1グランプリ、一夜明けて。


昨日は途中からつらつらと書いてましたが中途半端な形だったので、
ビデオで改めてみた感想をつらつらと。
今更感たっぷりな上に、特に目新しい事も書けないですが、一夜明けた今なら注目度も下がってるし、この駄文を見る人も少なくなるという僕なりの配慮です。言い訳がましい




千鳥

2年連続トップをひく所から、1位→最下位までの見事な凋落ッぷりまで見事に再現。
そりゃあ、トップバッターで中世ヨーロッパのネタやっちゃ当然でしょう(笑)。
今のスタイル貫いてる限りはM-1優勝なんてまず有り得ないんでしょうけど、それでも千鳥はこのスタイルが魅力だと思うので、是非ともこれからも我が道を突き進んで欲しいと改めて思います。


タカアンドトシ

実は、真剣にこの二人のネタを見たのは初めてだったんですが、テンポも良くてこんなに面白いコンビだったのか、と。後半はかなり引き込まれました。
正統派、正統派って言われてるみたいですけど、結構無茶苦茶するじゃないですか(笑)。
僕のような、お笑いは好きだけどマニアとまではいかないような人にとって、
この番組は今まで気に留めてなかったコンビの再評価という意味でもスゴイ重要な番組なのかもしれない、と勝手に主張しておきます。
他のネタ番組とはやっぱり見る姿勢とかが違うんですよ。スゴイ真剣に見てるので意外な発見とかも多いんです。
最終的に去年の二丁拳銃と同様、最後の最後で最終決戦に進めなかったですが、これで奮起して新たなステップに進んでいって欲しいと思います。


東京ダイナマイト

ネタを見るのは全く初めてでした。
テンションはいつもああいう感じなんですかね?
もうちょっとはっちゃけたのイメージしてたのでちょっと意外。
今度はコントで見てみたいです。
つかみの小道具は反則気味かもしれませんが、個人的にはああいうのは好きです。


トータルテンボス

オールザッツで健闘してたのは、去年でしたっけ?2年前?
今日のネタのハイライトは無くてもいいんじゃないかと思わなくもないですが、
後半は本人達もノッてきたって感じで、『漫才楽しい!』みたいなオーラが出てましたね。「ハンパねえ」を多用しなかったのは当然わざとでしょうけど、1回目の今年はそれを武器にしていっても良かったのかもしれないですね。今年はオールザッツは出てくれるのかなぁ・・・。


南海キャンディーズ


お腹よじれた。


1年前見たときは、そのキャラのインパクトの強烈さに心奪われましたが、
何回もじっくりビデオで見てると、このコンビは山里さんのツッコミが生命線ですよね。
普通だったら間延びしそうな場面を持たせてるのは絶妙なツッコミと思いました。
今回、この番組で一番おいしい思いをしたのは間違いなくこの二人だと思います。
来年は、名古屋にいてもネタが見られるように何とかお願いします。


POISON GIRL BAND

ここもネタを見るのは初めてでした。
今回出た9組の中で一番面白くなると思うのはどこ?と聞かれたら僕はこの二人と答えます。「中日オ・レ」とか「つぶつぶ中日」とか異常すぎる(笑)。
南キャンと順番が逆だったら最終決戦もあったんじゃないかな?と思います。
来年も絶対出てきて欲しいです。というか、もっと色んなネタを見たいです。


笑い飯

てっきり新ネタ持ってくるかと思ってたんですが。
昨日も書いたように、何回も見たネタだったのでどうしても去年程笑えなかったです。
後半は、ようやくエンジンかかってきたか!?という感じでよくなってきてたと思うんですけど。
それでも、2年前、去年と神がかり的な笑いを見せてたのでやっぱりハードルが高くなっちゃったんでしょうかね?
元々、当たり外れの大きいコンビだと思うので、今回はハズレの方を引いちゃったな、と潔く諦めるしかないですか。優勝して欲しいとかはちっとも思わないですけど(笑)、やっぱり二本目が見たかったです。


アンタッチャブル

まさに磐石。
今年一年、テレビの露出が飛躍的に増えた事で獲得した知名度、二人のキャラクターの認知度。
そういったものが全て笑いに昇華されて、何をやってもウケるといった感じで。
バラエティーも漫才もどちらも両立、お笑い界のアグネスデジタルと今日から呼ばせていただきます。
ファミ通伊集院光のコラムでちょいちょい話に出てたゲームWAVEのアシスタント時代から考えると想像もつかないですねぇ(笑)。
しかし、審査員の点数凄かった。これを越えるコンビ、今後出てくるんでしょうかね?


麒麟

M-1の歴史は麒麟の歴史。
もうこのままフェードアウトしちゃうんじゃないか、とも思ってましたが、今年のネタ見たらそんな心配は杞憂ですね。
テンパらない田村はもはや田村じゃないので、あれくらいのテンションでいいんです。
これをきっかけに再び頂上への階段を駆け上って欲しい。
それだけの力は絶対持ってるはずなんですから。




と、僕なりの感想をつらつらと書かせていただきました。
正直、全然お笑いに精通してるわけでもないですし、思い入れと誤解もかなり入り乱れてると思いますが、そこは一つ生暖かい目で見守っていただけると何より。